手術室看護師が気をつけたいポイント

手術室で働く看護師が、業務中に注意したいことはたくさんあります。
一言で注意点といっても、各診療科ごとでも違ってきますが、ここではこれから
手術室看護師として働き始める人が、事前に知っておきたい3つの注意点について
ご紹介していくことにします。

まず1つ目は、体温調節についてです。手術中になると、患者さんは体温調節が
うまくできなくなります。ですから、術前に必ず体温の測定を行い、手術中も
体温を一定に保つために、看護師が気を配り続けなければなりません。

もしも、手術中に低体温となってしまった場合、麻酔が覚めづらくなるなどの
アクシデントが起こります。そのため、低体温が進んでしまった場合は、
輸液などを保温して、体温の低下を防がなければなりません。

2つ目は、床ずれについてです。短時間の手術であればそれほど心配はありません
が、長時間の手術となると床ずれが発生します。初めてオペ室で勤務したばかり
の頃は、周りの看護師さんが助けてくれるといえますが、独り立ちしてからつい
忘れてしまうのが床ずれ対策です。

固定具やエアマットなど、体重が一点に集中することを防ぐための保護材料が
ありますので、活用方法を覚えておきたいものです。また、手術中のマッサージ
や関節の屈伸なども必須事項となりますので、先輩の看護師の動きなどもチェック
しておくようにしましょう。

最後の3つ目は、手術前の精神的ケアについてです。初めて手術を受ける患者さん
や、長時間の手術を行う患者さんの中には、全身麻酔を受けることに対して不安を
抱いているケースがあります。

手術に対する恐怖心は、たとえ手術に成功したとしても回復を遅らせてしまう
原因となりますので、手術前に取り除いておかなければなりません。これは、
患者さんの病状を詳しく知ることと、同じくらい重要なことです。

上記3つ以外にも、事前に把握しておきたい注意事項は多々あります。
手術室での処置は、直接命にかかわる事ばかりですので、しっかりと把握して
おくようにしましょう。

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